レーザー装置とは?
レーザー機器とは、光増幅放出の略称(Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)に由来する、特定の波長の光を人工的に発生・増幅させる装置のことです。
この装置で生成されるレーザー光は、指向性・収束性に優れエネルギー密度が高いため、材料の切断、彫刻、溶接、穴あけ、表面加工、情報読み取りなど、産業から家電まで幅広い分野で活用されています。
レーザ加工機について
当社では、用途に応じたレーザ加工機をOEM供給しています。研究開発から量産現場まで対応可能な設計実績があり、主に次の分野に実績があります。
1. 不良解析用レーザ装置
半導体や電子パッケージの不良解析に用いる装置です。樹脂や保護膜を選択的に剥離したり、パッケージを深掘りして内部構造を観察できるため、断面解析や不具合箇所の特定に適しています。研究開発現場に導入されやすいコンパクトな装置です。


2. セラミック切断用レーザ装置
工場の量産ライン向けに供給している装置です。脆性の高いセラミックスをクラックを抑えて高速に切断できるよう、レーザ条件を最適化。堅牢な構造と安定した連続稼働性能を備えています。ユーザーに直接見える形ではなく、OEMとして主要メーカーに供給しています。
